サワディーカップ。
先日、タイに来て初めて車との衝突事故に出くわして、車を修理してきました。その体験談について、ブログを書いてみました。
私と同じように、タイで運転している方、車の傷を直したい方の参考になれば嬉しいです。
目次
車の事故はいつも突然
私の場合、事故といっても、まったくスピードが出ていない状態での接触事故になるので、全く身体には影響はないのですが、事故をもらったり、起こしてしまうと本当に面倒くさいです。
私が事故を起こした場所は、モーターウェイのカードを受け取る入口の前です。
通常はカードを受け取る車線が2車線あるのですが、事故当時は1車線しか開いていなかったため、もともと2車線を走っていた車が1つの車線に向かっている状態の時に起こりました。
一般的には、車線減少時の事故とも言うのかもしれません。
どの車も、1台1台、順番に1つの車線に入っていくのですが、私が車の頭を車線に出して止まっている状態で、大型トラックが進んできて車の横にバリバリバリっと当たってきたのです
それも、運転席側(右側)から、ぶつかってきたので、しばらく後部席ドアは開けられない状態となりました。
当然、保険には入っているものの、このような状態の時は、何をしたら良いかわからなかった事と、私はタイ語がほとんど話せなかったため、会社でタイ在住歴が長い日本人に電話をして、通訳をお願いする事にしました。
その日本人は、さすがにタイ在住歴が長い事あって、事故をした時の対処法を心得ており、事故をした時の大事な3つの事を教えてもらいました。
私が入っている保険
私が入っている自動車保険はMITSU SUMITOMOの保険で、私の車は2008年製とかなり古いため、車両保険が付いていないタイプの保険です。事故を起こしたときは、相手の車の修理費は保険が効くが、私の車は実費になるという保険です。
私は直接ではなく、クルマの相談窓口というバンコクを中心に日本人の車の購入サポートをしている方から申込ました。
クルマの相談窓口:http://www.kurumasodan.net/insurance/
タイの三井住友保険:https://www.ms-ins.co.th/en/home
保険会社の判断
こちらの保険会社、トラック側の保険会社も到着し、双方での話し合いの結果。。。
なんと、トラックが前進して起きた事故にも関わらず、私が100%悪いという結果になりました。
タイでは、事故が起きた際に50:50や、30:70という過失割合はほとんどなく、どっちが片方が悪い!以上!!という形が一般的なのだそうです。
しかし、「え、なんで?意味がわからない。止まっていて、ぶつけられた私が悪いとはどういうこと?」と何度も保険会社に伝えましたが、要は、相手の直線ラインに割り込んだ形で止まっていた私が悪いとの事。
「いやいや、それでもトラックが前進してこなきゃ起きなかった事故で、トラックの前方不注意でしょ?」と強く訴えたのですが、「納得がいかないなら、警察を呼んで検証になる。」との事。
会社の先輩いわく、警察を呼んだら、お金を渡すなどしないと外国人が悪くなるし、道路交通法での罰金もある?みたいな話だったので諦めました。
不幸中の幸いとして、私の車の修理も私が加入している保険会社の適用範囲で直してもらえることになりました。私の保険は、上記のように、車両保険は適用されていない保険だっただけに、ここの部分では救われました。
ただし、私が100%悪いという内容の書類にサインをする必要があり、サインをしてしまうと来年の保険料が上がるとの事。。。
車の修理業者・ガレージ
後日、三井住友保険より指定された修理業者に車を持ち込みにいきました。
驚いたのは、こちらの業者は家族で経営されているのガレージなのですが、娘さんが佐賀県に1年間、語学留学をしていたそうなので、日本語が話せます!!
タイ語が話せなくても、大丈夫です!!
車を預けた後は、当然ながら、代車などはないので、会社の人と一緒に行き、預けた後は一緒に帰って来るというパターンです。
私が行った時も、既に数台の車が修理中で、けっこう酷い事故車もありました。
保険会社適用の修理で2~3週間預けるのと同時に、クルマを購入してすぐに縁石にぶつけた箇所も実費で直してもらう事にしました。トヨタのディーラーでは、8000バーツぐらい掛かると言われたのですが、こちらの修理業者では3000バーツで直してくれるとの事でした。
実際に、直してもらった後の写真はこちら
だいぶ、綺麗になり満足です。
トラックがぶつけられた場所も綺麗になりました。
お店情報
店名:P.S.SAN GARAGE AND AUTOPART
พี.เอส. สัณ การาจ แอนด์ ออโต้พาร์ท(สำนักงานใหญ่)
営業時間:9:00-17:00
電話番号:038-795-220, 087-789-5166
定休日:日曜日
住所:25/128 2 Soi Mu Ban Phimphaphon 1, Ban Suan, Chon Buri District, Chon Buri 20000
場所はこちら
最後に
今回、改めてタイの車を運転するという事は、常にリスクを伴っているという事を改めて体験することができました。つい先日も、会社の日本人が後ろから追突されたという事故がありましたが、やはり、タイでは車の事故は日本と比べて多いような気がします。
特に交通事故での死亡率が非常に高く、日本の8倍とも言われているようです。つまり、交通事故をしたら、死ぬという確率が日本の8倍もあるという事です。恐ろしい。
それでも、避けられない事故も多く発生すると思うので、万が一の事故に備えての保険加入や、事故時の対応など、このブログがタイで車を運転される方の参考になれば嬉しいです。