サワディーカップ。
このブログでは、タオ島で日本人スタッフ・ガイドがいるダイビングショップ5店舗を紹介しています。タオ島でダイビングをしたい各お店ごとのダイビング料金、講習料金、利用してみた感想を個人的な視点で紹介しています。
このブログが、タオ島にある日系・日本人スタッフがいるダイビングショップを探している方の参考になれば嬉しいです。
タオ島のダイビングショップは、コロナウイルスの影響でダイビング旅行のお客さんが激減したことにより、2021年にあったお店から日本人がいなくなるお店、独立して新たに始めたお店、船が変わってしまったお店など様々な変化がありました。これまで国外からの旅行者の入国に厳しかったタイも、2022年5月時点では大きく変わり、入国規制の緩和とともに少しずつ日本や国外からのダイビング旅行者も増えつつあります。
目次
タイでダイビングするならタオ島がおすすめ
私自身はタイ国内でのダイビングは、タオ島、パタヤ・サメサン、ラヨーン、チャーン島、プーケットでダイビングを経験しましたが、一番のおすすめはタオ島でのダイビングです。
海がきれいで透明度が高い
タオ島のベストシーズンは4月~10月となり、バンコク・プーケットとは雨季が異なっています。その日の天候にも寄りますが、ベストシーズン中の透明度は非常に高く、場所や日によっては、透明度が30メートルもあることもあります。
タイ国内でのダイビング料金が1番安い
タイ国内での有名なダイビングスポットとしては、「パタヤ・サメサン」「チャーン島」「プーケット・シミラン諸島」「タオ島」と大きく4つに分かれています。
タオ島のダイビング料金はこの4つの中で最も安いです。非日系のダイビングショップであれば、潜る本数にもよりますが1本あたり800バーツで潜ることも可能です。海の透明度とダイビング料金を合わせて考えると、タイ国内で最もコストパフォーマンスが高いことで有名です。
ジンベエザメの出現時期がタイでは1番長い
タオ島でのダイビングといえば、ジンベエザメが現れることが有名です。本当に運が強い人は、オープンウォーターの講習中に現れたりすることもあります。タイで、ジンベエザメの出現率が高い場所は、「タオ島」と「プーケット・シミラン諸島」です。
「プーケット・シミラン諸島」出現期間:11月~4月(約6ヶ月間)
「タオ島」出現期間:3月~10月(約7ヶ月間)
もちろん、出現期間以外にも多数の目撃情報がありますが、もっとも出現期間が長いと言われているのはタオ島です。 https://www.divenavi.com/theme/jinbe.htmlの情報より
タオ島でギリギリまでダイビングを楽しみたい方にはバスでの移動がおすすめです。
複数のダイビングを行った後、24時間は飛行機に乗ることが出来ませんが、午前中ダイビングをした後に午後にタオ島を出発するフェリー+バスでバンコクに到着することができます。
おまけ:ダイビングボートの上ではクジラを見れるチャンスも!?
タオ島周辺の海では、クジラやイルカを見ることができる可能性があります。ダイビング中では遭遇した話は聞いたことがないのですが、ダイビングの移動中の船でニタリクジラというクジラが現れた時のブログはこちら。
タオ島でダイビングショップを選ぶ基準
2022年5月現在、タオ島には日本人スタッフがいるダイビングショップは5店舗あります。
私が初めタオ島でダイビングをしようと思った時は、同じ日本人ダイバーの友達もいないためリアルな情報が乏しく、各ダイビングショップの違いや、何を基準にお店を選んで良いかわかりませんでした。
そのため、インターネットで検索したお店に1つ1つ問い合わせしてみたり、直接お店に行って話を聞いてみたり、お店の特徴を知るまでに時間が掛かりました。
下記の表は各お店の違いのまとめです。順番はアルファベット順です。
初めてタオ島に行ったときにお店を選びで基準にしたこと
この他にも、ブログやFacebook等のSNSを更新しているか等も参考にしました。
上記以外にもお店毎にダイビングの料金が異なるのかな?と思っていたのですが、ダイビングの講習料金はどのお店でもほぼ同じという事がわかりました。また、ファンダイビングの料金についても、潜れば潜るほど安くなるというシステムは各お店にあるので、最終的には料金は大きく変わりはないと思います。
※各お店で料金が同じなのは、タオ島のダイビングショップ間での価格競争による値下げ合戦を防ぐことを目的に取り決められているという話を聞いたことがあります。
ダイビングショップの場所
タオ島で最も飲食店などでにぎわっているのは、港の北側にあるサイリービーチ周辺です。
タオ島内では、コロナウイルスの影響で多くの飲食店やダイビングショップが閉店していたのですが、それでもサイリービーチ周辺は開いているお店が多かったです。
そのため、サイリービーチ周辺のダイビングショップや宿泊施設ですと、何かと便利だと思います。
日本人がいるダイビングショップの場所及び集合場所は、下記の地図を参考にしてください。
ダイビングショップの宿泊施設保有の有無
以前までは複数のダイビングショップが施設内に宿泊施設を保有していたのですが、2022年5月時点で宿泊施設を保有しているお店はバンズダイビングリゾートのみです。※ダイビングと同時予約で割引特典があります。
宿泊施設を保有しているダイビングショップが少ない現在は、自分で滞在するホテルを選定しなければいけないのですが、ホテルの送迎の有無、送迎料金などは事前に確認する事をおすすめします。タオ島ではバンコク市内で走っているような通常のタクシーがないので、移動するのが少し面倒です。
利用するダイビングショップにもよりますが、お店やお店の集合場所まで徒歩でいける施設が便利です。
タオ島ホテル情報は、Agodaが豊富です。
実施している講習のダイビング指導団体
スキューバダイビングの指導をしたり、ダイバーを育成する教育機関のことを、スキューバダイビングの指導団体といいます。ダイビングの資格・ライセンス(Cカード)は、この指導団体が発行しており、指導団体によって、教育内容が異なります。
タイ・タオ島にある日本人がいるダイビングショップで講習している指導団体は2種類です。
PADIとは
世界最大のスキューバダイビングの教育機関です。世界180以上の地域で指導者がおり、世界中で発行されるライセンス(Cカード)のうち、6割がPADIのものだと言われているそうです。
SSIとは
世界で通用するダイビングライセンスは発行している指導団体です。ダイビング講習修了と同時にライセンスカードを受け取れる事、一部の講習に課題提出が必要ない等のPADIにはない柔軟な対応が可能な指導団体です。
PADIとSSIの違い
スキューバダイビングの講習内容自体は大きく変わりませんが、PADIコースは、アメリカ教育審議会(ACE)によって大学の単位として認められているのもPASIの特徴です。
PADIのインストラクター資格を取得している人がSSIのインストラクター資格を取得するのは比較的簡単なようです。ただ、SSIのインストラクター資格を取得している人が、PADIのインストラクター資格を取得しようとするとPADI独自の講習に参加が必要だったりと安全面や教育面に厳しいのがPADIです。
より信頼できる指導団体での講習を希望される方はPADIでの講習をおすすめします。
ちなみに私はフィリピンのセブ島でCMASという指導団体のライセンスを発行しているダイビングショップ(韓国人が経営)でライセンスを取得したのですが、講習は一切なく、4本潜ってそれでライセンス発行だったので、ダイビングに関する安全講習が一切なく、不安になりタイでPADIの講習を受講しました。
タオ島 日本人スタッフがいるダイビングショップ
バンズダイビングリゾート Ban’s Diving Resort
お店の特徴
タオ島で1番大きくて、1番有名なダイビングショップです。過去にはPADIのライセンスカードの発行数が世界でNo.1になったこともあり、タイだけではなく世界的にも有名なダイビングショップです。
また、世界的にも数が少ない日本人のコースディレクター(インストラクターの先生)がおり、タオ島にある他のダイビングショップのインストラクターは、こちらのお店でインストラクター試験を受けてインストラクターになっているので、タイでダイビング関係の仕事をしている人なら誰でも知っている超有名店です。
立地もサイリービーチのど真ん中にあり、ダイビングショップや施設内の宿泊施設近くにも複数のコンビニがあるため、ものすごい便利です。
※2022年5月時点では、日本人コースディレクターはタオ島には常駐しておらず、オンライン講習を日本からサポートする形で携わっています。
宿泊施設内には、講習や宿泊者が利用できるプールが4つもあり、2020年にはフィットネスジムが新たにでき、ますます便利になっているお店です。
2022年5月時点では、日本人インストラクター&ガイドが1名常駐していますが、繁忙期等は予約が限られてしまうので早めの予約がおすすめです。
店名:バンズダイビングリゾート Ban’s Diving Resort
webサイト:https://www.bansdivingjapankohtao.com/
問い合わせ先:https://www.bansdivingjapankohtao.com/faq
住所:หาดทรายรี เกาะเต่า เกาะพงัน Surat Thani 84360
場所はこちら
バンズダイビングのライセンス講習に参加した時のブログはこちら
ブッダビューダイブリゾート Bddha View Dive Resort
お店の特徴
2021年までは、日本人がいるダイビングショップの中では、唯一のタオ島の南側に位置するダイビングショップで少し不便でした。
2022年はタオ島のフェリー港がダイビングの集合場所となっているようで、タオ島に到着後は港周辺を基点に滞在することができるため便利だと思います。
2022年5月現在、日本人インストラクター&ガイドが2名常駐しています。人数が多く日本人ガイドが対応できない場合は、ブリーフィングは日本人でして水中では日本人以外のガイドで対応するという方法を取っています。
店名:ブッダビューダイブリゾート Bddha View Dive Resort
webサイト:https://www.taotou.com/
問い合わせ先:https://www.taotou.com/book/contact.html
住所:45, Koh Tao, Surat Thani 84360
以前からあるリゾート施設の場所はこちらです。現在はフェリー港が集合場所になっています。
ブッダビューのファンダイブに参加した時のブログはこちら
ビッグブルーダイビング チャバ Big Blue Diving Chaba
お店の特徴
タオ島だけではなく、カオラック店もあり、スタッフによっては1年中同じスタッフと潜れるのが、ビッグブルーダイビングの特徴です。2022年5月現在はオーナー男性と女性ガイド、繁忙期には応援スタッフもいるようです。
以前までは日本人しか乗らない船(BANZAI号)を所有していたため、他の外国人と同じ船に乗ることは一切ありませんでしたが、現在は欧米チームと同じダイビングボートを利用しています。
また、タオ島歴が長いスタッフが多く、レアものを撮りたいカメラダイバーさんからも熱い支持を受けているのも特徴です。
店名:ビッグブルーダイビング チャバ Big Blue Diving Chaba
webサイト:http://bigbluediving.jp/koh-tao-top
問い合わせ先:http://bigbluediving.jp/shop#chaba-question
住所:Surat Thani, Ko Pha-ngan District, Ko Tao,
場所はこちら
ほうぼう屋 アジアンダイバーズ Hoboya-Koh Tao
お店の特徴
ほうぼう屋は、タイ国内で「タオ島」「サムイ島」「プーケット」「シミラン」の合計4店舗あるダイビングショップです。タオ島店は、NEW WAY DIVINGという看板があるお店を間借りするような形で存在しています。
宿泊施設については、提携しているアジアンダイバーズというリゾート施設があるのですがお値段が少し割高なので、自分でホテルを予約することをおすすめします。
2022年5月時点では、日本人ガイドは2名いました。日本人ガイドで対応できない時は、ブリーフィングは日本人、ガイドは外国人という形で対応しています。船によって水中カメラの塩抜きができる桶がないので、カメラダイバーは気を付けたいところです。
他のダイビングショップと異なり予約時の料金前払い&30日以内からキャンセル料金が発生するので、確実に予定が確定してからの予約がおすすめです。
店名:ほうぼう屋 アジアンダイバーズ Hoboya-Koh Tao
webサイト:https://hobo-ya.com/kohtao/diving/fun_dive/index.htm
問い合わせ先:https://hobo-ya.com/kohtao/mailformpro2/ask-basic.htm
住所:Amphoe Ko Pha-ngan, Tambon Ko Tao, Koh Phangan – Koh Tao, Surat Thani,〒84280
場所はこちら
ほうぼう屋のファンダイブに参加した時のブログはこちら
チームバンザイ Team Banzai Koh Tao
お店の特徴
タオ島の日本人がいるダイビングショップの中では一番若いのがTeam Banzai Koh Taoです。
というのも、元々ビッグブルーで勤めていたタオ島在住20年を超えるアスカさんが独立したお店です。タオ島歴は飛びぬけている事もあり、タオ島の海にはものすごく詳しく信頼できるインストラクターです。
ダイビングボートは元々ビッグブルーが利用していたBanzai号で、広くてゆったり座れる船でもあります。そして、パタヤ奥サタヒップには船長の親戚が運営するBBK DIVE SATHAHIPがあり、こちらのお店でも形は違いますがBanzai号があります。
店名:Team Banzai Koh Tao
webサイト:https://banzaikohtao.com/
電話番号:096-249-5580
Facebookページ:https://www.facebook.com/banzai.kohtao
Instagram:https://www.instagram.com/banzai_kohtao/
ダイビングの集合場所はこちら
チームバンザイのファンダイブに参加した時のブログはこちら
最後に
このブログでは、2022年時点でのタオ島の日本人がいるダイビングショップについて紹介しましたが、どこが良いお店、どこが悪いお店という事はなく(個人的には合わないお店もありましたが)、ご自身に合うダイビングショップを見つけてほしいと思いこのブログを作成しました。
コロナウイルスの影響でタオ島のダイビングショップだけではなく、バスやフェリー料金の価格変更や、入島料金の徴収など少しずつ変化しています。
2020年、2021年と比べるとタオ島の観光客も増えているようなので、少しずつ活気を取り戻しつつある状況です。タイでダイビングをする人なら一度は行ってほしいのがタオ島なのでまだ行ったことがない人はぜひタオ島でのダイビングを楽しんでください!
このブログが、タオ島にある日系・日本人スタッフがいるダイビングショップを探している方の参考になれば嬉しいです。
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