【体験談】タイ人女性とのお金のトラブル(前編)

皆さんの周りにいるタイ人はお金について、どう考えているのだろうと不思議に思ったことはありませんか?

そんなに高い給料をもらっているわけではないはずなのに、最新の携帯電話を持っていたり、車を新車で購入していたりと実際の給料額とは見合っていないものを手に入れ、そのあげく貯金はもちろんほとんどなく、クレジットカードや支払いローンだけが増えて、支払いに困っているというお話は聞いたことはないでしょうか。

もちろん、全てのタイ人が該当するわけではないと思いますし、働いている地域や生まれ育った環境によっても、考え方の違いはあると思っています。

しかし、タイで永住を考えている人は、将来的には結婚するならタイ人かなあ。。という事を考えている人も多いのではないでしょうか。私もそのうちの1人であり、やはりタイに永住するなら、様々な面でタイ人をパートナーとして持ったほうが良いと思っています。

今回、私の彼女が抱えていたお金のトラブルと、私への影響についてブログを書きたいと思います。もちろん、これがタイ人女性なんですという事を伝えたいブログではなく、今後、タイへの移住や、タイで現地採用として生活をしていく中で、タイ人女性と親密な関係になることもあると思いますので、私の実体験を共有するためだけにこのブログを書いています。書き始めたら、長くなってしまったので、前編・後半にわけて書きたいと思います。

彼女の仕送り

私の彼女は、ラヨーンにある従業員が1,000人を超える大手日系企業の日本人通訳として働いている事もあり、給料は手取りで約44,000バーツと、一般的なタイ人従業員と比較するとかなり高めです。
付き合う前に投資についての話への理解があったため、そういったお金に対しての考え方が他のタイ人とは違っていいなという事もあり付き合い始めました。

いざ、付き合ってから、具体的な給料の使い道を聞いたところ、毎月20,000バーツを両親に仕送りをしているという話を聞き、正直驚きました。私の友人のタイ人でも仕送りしているという話はよく聞きますが、数万バーツの給料のうち、数千バーツ程度、給料の10%程度の仕送りですが、彼女は約半分近くの給料を仕送りとして払っていました。

なぜ、そんなに仕送りをする必要があるかと聞いたら、大学の費用などで両親が借金をしてるから、その返済が終わるまでは20.000バーツを払うとの事でした。「そんなに払ったら自分で使えるお金ほとんどないんじゃない?」と聞くと、「そんなにお金を使わないし、車のローンと家賃を払っても1ヶ月の生活費は足りる。」との回答でした。
そこで、「両親の借金はどのくらいあって、後、どのくらいの期間払わなきゃいけないの?」と詳細を聞くと、「借金の額は知らないけど、結婚して自分の家族を持てば仕送りをする必要がなくなる」との回答。その時は、まあ、家族によっても事情が違うから、自分の生活が問題なければいいやという感じと思っていました。

嵐の始まりは突然

そんな話をしてから、数か月後、普通にいつものように週末で、いつものように会う約束をしていた日でした。

突然、「今日、会う約束してたけど、会う事はできなくなった。ごめんなさい」と連絡がきました。どうしたのと聞くと、「お母さんといろいろ話さなければいけない」と伝えられ、詳しくはあとで話すという事でその日は教えてくれなかったのです。LINEのメッセージだった事もあり、言葉の温度感はわからなかったのですが、ものすごく謝られたので、深刻な内容なんだなという事はわかり、その日はイラっとしながらもしょうがないと思っていました。

気がかりだったのは、その彼女の母親だが、1週間ほど前に実家のコンケンに用事があるからと、彼女の車を借りて、母親が仕事をしているバンコクからコンケンに帰っていた事でした。車を借りてコンケンに帰るのは、過去に何度かあったのですが、いつ帰って来るか、どんな用事で帰らなければいけないのか、という事は彼女も知らず、その間は、彼女自身も車がないからと、今まで自分の車で出勤していたのを、会社のミニバンに変更し通常通りの仕事ができているという話は聞いていました。

翌日、電話で話したいという事でLINE電話で話をした際に、「これから少し会いづらくなる」
という事を言われました。「どうして?」と聞き、昨夜会えなくなった理由と合わせて聞いたところ。

彼女の母親が田舎のコンケンに帰っていたのは、母親の借金についての裁判のためであり、裁判の結果、その借金をすぐに返すためには親戚からお金を借りる必要があり、そのお金を借りる際の担保として、タイ人彼女の車を親戚に渡さなければいけないというものでした。
そのため、彼女の元に車が戻ってくるのは、借金の返済後になるとの事。

私は、現在もアマタナコンに住んでおり、彼女はラヨーンで友人と一緒の家に暮らしていた事もあり、あまり私にラヨーンの家には来てほしくないという事だったので、彼女が自分の車でアマタナコンの私の部屋に遊びに来るという事が多く、それが今後はアマタナコンへは来づらくなるという事を聞かれました。

今回、車をコンケンの親戚の家に借金の担保として渡されるという事は、彼女にとっても「寝耳に水」だったらしく、母親から急にそうなってしまったという連絡を受け、なぜそうなったのか等の経緯の確認や、とにかく自分の車が急に母親とはいえ他人の都合で奪われ、今までと同じような生活が送れないというショックから、私に会う気分ではなくなったというのが原因で会う約束をキャンセルになったという話を聞き、その時は何も言えず、同情するだけの返答になっていました。

母親の借金情報

借金の元本は100,000バーツ(約35万円)で、利子は月利で10%とかなりの高金利。
日本での消費者金融は年利計算になるため、月利は闇金並みの金利です。(勝手に想定)

その結果、毎月20,000バーツしか返済できないとなると、このようになる。
元本 100,000バーツ+利子10%(10,000バーツ)=合計110,000バーツ
1ヶ月目 20,000バーツ返済すると 110,000 – 20,000 =残金は90,000バーツ
よって、借金残額は90,000バーツ+利子10%(9,000バーツ)=合計99,000バーツ
となる。

2ヶ月目 20,000バーツ返済すると 99,000 – 20,000 =79,000バーツ
よって、借金残額は79,000+利子10%(7,900)=合計86,900バーツとなる。
おわかりいただけるように、返済開始直後の毎月2万バーツの返済はほぼ利子で無くなり、元本はなかなか減らないのである。
ちなみに、毎月20,000バーツの返済額では元本の100,000バーツを全額返済するのに、7ヶ月間かかり、利子を含めた支払い額の合計は145,000バーツとなる。


なぜ、こんな高金利にも関わらず、親戚からお金を借りるのか聞いたところ、既に彼女の母親は別の借金を抱えており、通常の銀行からは借りることができないとの事。だから、高金利でもお金を貸してくれる所に辿り着いて結果、このような高金利でも借りざるえないとの事。
悪く言えば、こういった個人の弱みに付け込み高金利でもお金を貸すというのは、金貸しが平気でまかり通っており、タイ国内の貧富の格差を促進させているんだなと切実に思いました。

彼女の車がない生活が数週間ほど経ち、さすがにミニバンに乗るための早起きに慣れてきたーと言っていた頃、突然、「明日コンケンの実家に行ってくる」という連絡が入った。

「え、何しに行くの?」と聞いたところ、「会社のタイ人マネージャーから100,000バーツを貸してもらえる事になったから、そのお金と引き換えに親戚に担保として渡している車を取りに行く」との事。

「そのマネージャーは担保なしでお金貸してくれるの?」と聞いたところ、結局は車の担保は親戚からそのマネージャーに引き渡しされるだけであって、車が使えないという状況は変わらないとの事。
しかし、彼女としても遠くにあるコンケンに自分の車があるのと、同じくラヨーンに住んでいるマネージャーの家にあるのとでは安心感が違うらしく、どうしても自分の目で見える範囲に車を置いておきたいとの事。また、マネージャーは月の利子を6%でいいと言ってくれているらしく、トータルでの返済額も親戚に払う金額を考慮すると安くなるため、身近にいるマネージャーから借りない理由はないとの事だった。
しかし、私はそれがどうもしっくりこず、「なぜマネージャーという立場であり、会社の部下であるにもかかわらず、月利6%+車の担保も要求するのか?」という疑問が残り、「そのマネージャーはお金を貸す条件に何か怪しい事を持ち掛けてくるのではないか?」という疑惑に変わっていったのです。

そこで、自分の借金ではなく、母親の借金のせいで、困っている彼女への同情が強くなり、私が持っている100,000バーツを立て替えようかなという気持ちになってきました。
しかし、他のタイ人の親戚やタイ人マネージャーのように金利を徴収しては、やっている事は変わらないじゃないかという事を考え、将来的に彼女の役に立つ条件を提示しました。

それは、「TOIECスコアを獲得した英語学習を平日3時間、休日5時間やる」という事を条件に無利子で100,000バーツを貸し、月々の返済額は20,000バーツで5ヶ月で終わりというものです。
なぜ、TOIECかというと、彼女自身には英語学習には興味を持っていたものの、今までやる気が出ずに勉強をしていませんでした。また、彼女が勤める日系企業はTOIECの点数に応じて、語学手当が支給され、点数に応じて400点~900点で、1000~5000バーツ支給されるのです。

私は、1000バーツでも自分の給料を上げて、そのお金で株式投資などの直接的にお金を増やすための知識を得て欲しいとも思っていたし、英語を理解することができれば、タイ語、日本語、英語の3カ国語を求められる高給料の会社でも働けるチャンスが得られると思っていました。
この時、今は彼女という関係でも将来的に結婚を全く考えていないという年齢ではないので、そういった未来につながるという意味でも無利子と勉強時間という条件でお金を貸すことにしました。

しかし、結果的には、この行動が更なる不幸を招いてしまいました。

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