サワディーカップ。
2021年ソンクラン連休でタオ島にある欧米系ダイビングショップ「PIMP MY DIVE」の1Day Tripに参加してみたので、ブログを書いてみました。デイトリップの様子、ダイビング写真などを紹介したいと思います。
タオ島で、ダイビングショップを探している方の参考になれば嬉しいです。
目次
PIMP MY DIVEについて
今回ファンダイビングに参加した「PIMP DIVE」は、タオ島の港のすぐ近くにあるダイビングショップです。
フランス人がお店を運営しており、タイでいうところの、いわゆる「欧米系のダイビングショップ」です。そのため、英語が話せないとダイビングショップを利用するのは難しいのですが、欧米系のショップは特徴は値段がとにかく安い事。
今回、なぜこの「PIMP DIVE」を利用したのかというと、いつもお世話になっている日系のダイビングショップで、「セイルロックに行ける枠が、タイ人のお客さんを中心に満席のため、行ける枠はありません」と言われたからです。
「まあ、タイで一番の大型連休のソンクランならしょうがないよね。でもタオ島にダイビングしに来たのでこの旅行中にセイルロックに1回は行きたいよね。」という話を友人として、日系ダイビングショップ・非日系ダイビングショップに直接訪問し、セイルロックに行く予定と値段を確認。
そこで、「明日、セイルロックを含めた1日デイトリップに行くよ~」と案内をもらったのが、このPIMP DIVEでした。
お店の基本情報
店名:Pimp My Dive PADI Dive Center
営業時間:9:00-20:00
電話番号:065-431-9356
住所:8/44 Moo 2 Ban Koh Tao, Surat Thani 84360
場所はこちら
1 Day Tripの内容と価格
今回のデイトリップは、3本タオ島の外洋で潜って、最後の1本はナイトダイビングという珍しいダイビングトリップでした。
このデイトリップの料金は3,500THB、ダイビング保険が150THBで、合計3,650THBでした。
ナイトダイビングは潜らないで3本だけだと、2,900THB(保険なし)です。
当初は、セイルロックに行けるお店を目当てに探していたのですが、2本目に潜る「サムランピナクル」というダイビングサイトを初めて知り、そんな珍しい場所を潜ることができるんだ!!というワクワク感が当初のセイルロックに行きたい気持ち上回っていました。
サムランピナクルは、漁業のポイントとして有名なポイントで、タオ島のダイビングサイトの本にも名前は書いてあるのですが、ほとんどのダイビングショップは行かないようです。
いざ、ファイダイブに出発
ダイビングの出発時間は、朝の9時と他のダイビングショップと比べるとかなり遅めの出発です。
出発場所は、メーハート港です。ダイビングボートは、他のダイビングショップの人達との乗り合いの船でした。
船の1階は、こんな感じです。普段利用しているダイビングショップと比べると、タンクの許容数は少なめです。
トイレも小さめのダイビングボートです。
2階の休憩スペースは、大きなテーブルが2つとそれを囲うように長椅子があります。
今回のお客さんは我々を含めて10名程度。2つのダイビングショップの乗り合いです。
蛍光ピンクの短い短パンを履いているのが、受付からガイドまでお世話になるオードさんです。ダイビング歴は10年で、タオ島でのガイド歴は3年なのですが未だにジンベエザメを見たことがないようです。
イルカやクジラといったレアものは何度か見ているそうですが、3年間ガイドをしていてもジンベエザメに見れない人がいるという話を聞くと、タオ島で見たことがある人は本当にラッキーですね。と自分に言い聞かせました。
PIMP MY DIVEではないタイ系のダイビングショップのお客さんが連れてきていたスペシャルゲストのワンちゃんです。終始、長い舌を出しっぱなしにしていました(笑)
船上で飲める水、紅茶、コーヒー、果物などの軽食は無料です。
出発してしばらくしてから、船のガイドさん達がざわつき始めました。ジンベエザメの情報でも入ったのかなと思いきや、海面にゴミ(巨大ロープ)が浮かんでいたのです。
欧米系ショップの人達は、海に浮いている巨大ゴミを見逃すわけにはいきません。みんなで力いっぱい引き上げるのですが、めちゃくちゃ重そうでした。
1本目 サウスウェストピナクル(South West Pinnacle)
実は、サウスウェストピナクルはダイブマスターの講習中で1回も行ったことがなく、普通のファンダイブで1回だけ来たことある程度の場所で、すごい新鮮でした。
また、この日の数日前にジンベエザメが出現したダイビングサイトというだけあり、ジンベエザメの期待大です。
初めに現れたのは、サビウツボです。ちょっとわかりづらいですが、パシャリ。
水深が深い所ではサーモクラインの影響で濁っていたのですが、水深15mくらいでは透明度が上がってきました。写真の魚の群れは、イッテンフエダイかな?
ギンガメアジの薄めの群れです。イソギンチャクの周りは、透明度がよくきっちり撮れました。
この日の1本目は、薄めの魚群をたくさん見ることができ気持ちいいダイビングでした。
1本目のダイビングを終えて、バナナとパイナップルの軽食です。
2本目 サムランピナクル(Somran Pinnacle)&昼食
2本目のサムランピナクルは、漁業をする場所で有名という事ですが、目印になるのは漁業をしている船との事。なんとも、わかりづらいポイントです。
潜ってみると、漁業用のものなかは定かではないですが、海底に捕獲用の網??が沈んでいました。
中にはどんな魚がいるんだろう。。。?
網の中を見てみると、体長1.5メートル超えのグレートバラクーダがいました!!
写真ではわかりづらいのですが、他の魚と比べるとめちゃくちゃでかいです!!!!
このサムランピナクルは、岩場が多く小さめの魚の群れが多かったです。写真の魚はキンセンフエダイです。
ガイドのオードさんも水中カメラを持って一緒に潜っているのですが、何かを見つけたようで岩からずーと動きません。「おい!!!(笑)」
一生懸命マクロで撮っていたのは、ウミウシでした。このソムラン、他にも3種類くらいウミウシがいて、ウミウシ好きのオードさんにはたまらなかったようです(笑)
2本目のダイビングを終えて、セイルロックに向かう途中に昼食です。
ほぼ鶏肉オンリーのぶっかけ飯と、コンソメ風のスープでした。
3本目 セイルロック(Sail Rock)
14:30を過ぎた頃、ようやくタオ島で一番有名なダイビングサイトのセイルロックに到着です。
着いた時には、ブッダビューがいたのですが、もうすぐ帰るからという事で、ダイビング船は我々だけで、セイルロックは貸し切り状態です。
ただ、この日のセイルロックは透明度がめちゃくちゃ悪かったです。
ある程度の浅めの場所でも、ニゴっていて、ハシナガチョウチョウウオがぼんやりです。
ただ、やはりセイルロック!!安定の魚群の濃さで、ワイドレンズの水中カメラ撮影は楽しいです。
セイルロックの洞窟で、オーブさんをパシャリ!
4本目 シャークベイ ナイトダイビング(Shark Bay Night Dive)&夕食
シャークベイに向かう途中、クジラに遭遇するというビッグハプニングがありました。
最後のダイビングサイトであるシャークベイに到着したのは、17:30頃だったのですが、ナイトダイビングなので暗くなるまで待ちます。
久しぶり且つ、人生で2回目のナイトダイビングだったのですが初めてのナイトダイビングは白い砂地がメインの場所だったので岩場がある場所でのナイトダイビングは初めてです。
この日、初めに現れた珍しいのはヒトヅラハリセンボンでした。
アオマダラエイもひらひらと泳いでいるのを見つけました。
サンゴ礁も昼間に見るときとは打って変わって、ライトの光だけだと違う景色を楽しむことができます。
この日、4本目のナイトダイビングを終えて思ったのは、ナイトダイブはめちゃくちゃ怖い。。です。
だからこそ楽しいという人もいると思いますが、私は怖かったのでもういいかな。。。という印象です(笑)
最後のダイビングを終えて提供された夕食です。昼食と似ている感じのご飯でした。
最後に
今回、初めてタオ島で欧米系のダイビングショップのファンダイビングに参加してみたのですが、非常に満足のダイビングトリップとなりました。
欧米人のガイドさんだと、泳いでぐるぐる回るというダイビングスタイルをしている人が多いのですが、今回のガイドをしてくれたオードさんはけっこうマクロ好きという事もあるのか、ゆっくり泳いでくれたり我々のゆっくりダイビングに合わせてくれたので、全くストレスなくダイビングを楽しむことができました。
残念ながら本命のジンベエザメを見ることができなかったのですが、それ以上に大物のクジラを船から見ることができたのでダイビングトリップとしては100点満点以上の価値がありました。
英語を話せる人でないとコミュニケーションが難しいのでおすすめしませんが、簡単な日常会話ができるレベルの人であれば全く問題なくダイビングを楽しむことができると思うので、リーズナブルにタオ島でファンダイビングをしてみたいという方はぜひ「PIMP MY DIVE」でダイビングを利用してみてください。
このブログが、タオ島で、ダイビングショップを探している方の参考になれば嬉しいです。