タイ現地採用営業の給料を公開!求人票と比較してみた結果??

タイの現地採用として働く注意点として、求人票で募集されている求人内容と実際の給与や条件内容が大きく異なっていることがあるので、給与明細の実物と当時の求人内容と比較して、違いがあるのかをこのブログで紹介したいと思います。

仕事内容について

私の仕事は営業で、製造業の工場内で使っていただく機械・設備等を取り扱っています。そのため、自動車業界のお客様に限らず、工場を保有している企業であれば全ての企業が対象顧客となるため、業界を問わずに幅広い業界の企業を対象に営業活動をしています。

大手人材会社からの求人内容

こちらは、実際に海外では拠点を多数展開している人材会社Rから送付された内容です。

■仕事内容:【営業アシスタントマネージャー/トップクラスの大手/福利厚生充実】

◆仕事内容◆
1.顧客との契約および調整
2.新規顧客の検索と既存顧客の維持
3.営業およびマーケティング活動に関する報告書の作成
4.顧客の見積もりと明細書の作成
5.顧客に注意を払い、販売に関する苦情対応
6.運用記録とマーケティングレポートの見直し
7.サービス、商品宣伝
8.アシスタントマネージャーとしてその他の関連業務の遂行
■勤務場所:アマタナコン工業団地
■給与:50,000~60,000
■給与通過:THB
■福利厚生:- ボーナス (10か月)
‐社用車貸与
‐ビザ、ワークパミット完備
‐役職手当 (6,000THB)
‐車維持費 (3,500THB)
‐携帯代 (1,500THB)
‐助成金 (10,000THB)
*手当額はすべて過去のものです。変更される場合があります。

■採用年齢:25~35
■採用条件:◆応募資格
-四年制大学または大学院を卒業の方 
-営業経験必須
-ビジネスレベルの英語力(TOEIC(R)テスト800点以上)
-自動車免許必須

上記に加えて下記いずれかの実務経験を有する方
・自動車メーカーもしくは商社での、自動車関連の海外営業や商品企画、マーケティング経験
※上記以外でも自動車関連業界であれば可
・自動車業界における商品・貿易・セールス&マーケティング知識
・タフな交渉にも望める方
・社交性がありチャレンジ精神旺盛な方
■勤務日:Weekday
■休日:- 完全土日祝日休み
■必要経験:Inexperienced , Junior
■学歴:Bachelor
■英語力(話す):Level 5 – Beginner Level
■英語力(聞く):Intermediate
■英語力(書く):Intermediate

私は、初めこの求人を見た時に、ところどころ、「え???」と、疑問に思う項目がありました。

ビジネスレベルの英語力(TOEIC(R)テスト800点以上) ??

なんで、タイ国内の営業でそんなレベルいる??てか、英語力(聞く):Intermediateなら、800点も必要ないのでは?

ボーナス (10か月) ??

え、単純計算で、日本人の最低給与が5万バーツだから、ボーナスだけで50万バーツ(150万円)はタイの現地採用ではなかなかない好待遇?

車維持費 ??

え、なんで社用車貸与とあるのに、車維持費が支給されるんだろう?

最初に見た時に、こんな疑問が浮かびました。

求人内容に対する意見をさておき、実際に給与明細を見てもらいましょう。

実際の給与明細

渡されたときの給与明細(会社名などの情報は隠させてください)

給与明細の中身の写真

写真のタイ語が読みづらいので、下記、説明文です。

現地採用1年目の給与明細
基本給:40,000 THB
役職手当:6,000 THB
車維持費:3,500 THB
携帯代:1,500 THB
助成金:10,000 THB
総額:61,000 THB

求人で記載のあった給与は50,000~60,000 THB でしたが、私は、てっきり求人票の給与という項目は、基本給の事だと思っていましたが、実際の基本給は40,000 THBでした。。。

総額では6万バーツを超えているものの、車維持費などの各手当を含めた総額になりますので、なんかしっくりこないですよね。。。

求人内容との違い

1.福利厚生:ボーナス (10か月)

これは、全くのウソでした。タイ人社員は基本給が1万バーツとかなので、10ヶ月分まるまる貰えないものの、それに近い金額は貰えるようです。

日本人(現地採用)のボーナスは、業績に限らず固定で5ヶ月分です。10ヶ月は嘘でも、5ヶ月でも十分多い金額だと思います。
その代わり、ボーナスの対象となるのは、基本給 40,000 THBと少額に設定されています。また、ボーナスの支給月は年に2回ありますが、入社して1年目から5ヶ月分を支給されることはありません。入社後、3~4ヵ月ほど試用期間があり、試用期間が終わってから、正社員として働いた期間がボーナスの対象となるため、入社して1年目は実質支給額は1ヶ月分くらいしかもらえませんでした。

2.社用車貸与

これも全くのウソです。以前は、社用車を支給されていた事もあったようなのですが、今は社用車はないため、営業活動で利用する車は自分で用意しなければいけません。

ちなみに、これは、面接でも「車がないと入社させません」とはっきり言われています。

レンタカーという方法もありますが、あまり現実的ではないので、基本的には、日本人現地採用は購入するしか方法がないのです。タイで仕事のために車を購入しなければいけないというのは、入社するかしないか、かなり迷いました。

3.採用年齢:25~35歳

これも関係ないですね。私はこの30代前半なので、この年齢枠には入っていますが、業界経験が全くない40代で入社する人もいますし、業界経験があれば50代でも入社可能ですので、タイで求人票に記載がある年齢制限はあくまで目安と思って良いのかと思います。

ちなみに、日本では求人票の年齢制限を記載することはできませんが、タイでは自由です。

 おまけ:ビジネスレベルの英語力(TOEIC(R)テスト800点以上)

TOIECスコアは、持っていれば持っているに越したことはないのですが、業務上、英語はほとんど使いません。それは、ほとんどのタイ人従業員が英語を話せないからです。

ちなみに私の面接時のTOIECは670点でした。日常会話は全く問題ないレベルです。

最後に

タイで仕事・生活していると、現地採用の人との出会いが多くあります。

と、同時に求人内容との給与の違いや、福利厚生との違いの話も多く聞きます。タイの日系企業の中には、日本人をできるだけ安く雇用して働かせたり、ボーナス支給と募集しても払わないブラック企業もあります。

これから、海外就職・現地採用として働くことを検討しているなら、人材紹介会社の求人内容が正しいのか、面接でしっかり確認してから入社することも重要です。

私は、タイ国内で転職して現職についてのですが、人材紹介会社には4社登録し、様々な求人情報を比較して、転職活動を行いました。

最終的に、上記の求人内容をもらったR社ではなく、ALC (ASIAN LEEDERS CAREER)という会社の紹介経由で、現職に至っていますので、まだ登録していなければ登録候補のひとつとして検討してみることをお勧めします。

【自己紹介】はじめまして タイ現地採用 ブログ

自己紹介 はじめまして

はじめまして。タイ現地採用生活ブログを運営している『ケイ』といいます。

このブログは、タイ現地採用で働いている人、これから働こうと考えている人に、海外就職をした後の生活情報が少しでも役に立てばと思い始めました。

私が現在住んでいるチョンブリ県のアマタシティチョンブリ(旧アマタナコン)工業団地は、バンコクなどの日本人在住エリアと異なり、日本人が生活をする上での情報が少なく、私自身が慣れるまで苦労した経験がこのブログを始めるきっかけになりました。

【簡単な略歴】

地元の商業高校卒業後、就職をきっかけに上京。
その後、転職→専門学校入学→英国留学→就職→転職→転職

と、30代にいたるまでに複数回の転職を日本国内で行い、現在、タイの日系企業で現地採用として勤務しています。

日本で勤めている時に入学したビジネス・ブレークスルー大学(通称BBT大学)を卒業した時は、タイで仕事をしていました。

タイに来たきっかけ~現在までの略歴

2018年1月11日(木)
1本の電話が私の人生を大きく変えました。

プロジェクト終了という理由で12月末でクビになった外資系日本支社の元上司から着信があることに気づき、掛け直すと、

元マネ「次の仕事、もう決まっちゃいましたか~?」

「いや、まだですが。。。?」

元マネ「もし可能であれば、1月15日(月)からタイで働けませんか~?」

「え、4日後からですか?(笑)、すみません。無理です。。。13日(土)からマレーシアに面接旅行に行くので。。。」

元マネ「そうですか。。。マレーシアの滞在期間はどのくらいを予定していますか??」
   「15日(月)ではなくても、17日(水)や18日(木)からでも可能性があれば、少しの期間だけタイで
    手伝ってもらえないかなあ?」
   「少しでも可能性があれば、現地のマネージャーに取り次ぐので、一度、話してくれないかなあ?」

「はあ。。まあ、まずは、話を聞いてみます。。。」

その後、スカイプで業務内容の確認、条件面での話合いが行われ。。。

・・・中略・・・

2018年1月15日(月)

結果、様々な検討・説得・交渉を経てタイでの現地採用開始することとなりました(笑)

マレーシアの面接は直接ではなく、スカイプで行い内定をもらいましたが、タイでの仕事を継続する事になりました。

この時はタイ支社には日本人どころか、外国人は1人も働いておらず、タイ支社では記念すべき外国人第一号の従業員となる。

2019年9月某日

タイ支社のプロジェクトがクライアントの意向で終了となり、唯一の日本人1名が必要なくなったため、「退職金あげるから辞めて^ – ^」と言われ、同じグループ会社で2度目のクビ宣告を受ける

日本支社元マネより「日本支社にポジションあるから帰っておいでよー」と言われるも、「2度あることは3度あるに違いない」ご遠慮願う

1ヶ月ほど、タオ島でダイビングざんまいの生活を経て

2019年10月~2023年11月

チョンブリ県 アマタシティチョンブリ(旧アマタナコン)工業団地内の日系企業に勤務し営業活動に励んでいました。

2023年12月より

ご縁があった企業に日系企業に転職。駐在員待遇で現地で採用されました。