【タイでフリーダイビング】フィンの種類と選び方

タイ子

タイ子

フリーダイビング用のフィンは、いろんな種類のものがあるって聞いたけど、何が良いのかわからないわ。

先日、お店の人にいろいろ聞いてきたので、このブログで紹介しますね。

ケイ

ケイ

フリーダイビング用のフィンの種類

先日のFreediver講習の中で、フリーダイビング用のフィンの種類は、素材で大きく3つに分かれているということを勉強したのですが、実は他にも新しい素材がフリーダイビング業界で流通しています。

講習で勉強する大きな素材のカテゴリ
・プラスチックフィン
・カーボンフィン
・グラスファイバーフィン


新しい素材
・カーボンファイバーフィン

それでは、上記4種類のそれぞれの特徴を紹介します。

プラスチックフィン

プラスチックフィンの一番の特徴は、値段の安さです。他の種類のフィンと比較して、最も安価で購入することができるため、自分のフィンが欲しいけど、コストは抑えたいという人向けのものです。

また、プラスチックフィンは軽いことも特徴ではあるのですが、柔らかく弾力性がないため、疲れやすいフィンとなります。また、耐久性もないため、曲がってしまいやすいのも特徴です。

カーボンフィン

カーボンフィンは非常に軽量で、どの素材にも匹敵しない弾力性が最大長の特徴です。カーボンの弾力性エネルギーはフリーダイビングのフィンに最も最適と言われており、最も多くのダイバーに利用されています。

しかし、カーボン素材は岩礁や岩などの硬い物体に強く当たると壊れてしまいます。そのため、岩礁や岩などが多い浅瀬でフリーダイビングを楽しむビギナーのフリーダイバーではなく、上級ダイバー向けとなります。

また、値段も3種類の素材の中でもカーボンフィンが最も高価となります。

グラスファイバーフィン(ファイバーグラスとも言う)

グラスファイバーフィンの特徴はカーボンフィンと比較し、耐久性が高いことです。カーボンフィンと比較し、重く、弾力性も劣りますが、そのぶん耐久性を兼ね備えています。そのため、岩礁や岩の周りの浅瀬で、万が一ぶつかってしまってもすぐに壊れることはないため、こういった環境でのフリーダイビングに向いています。

価格は、プラスチックフィンよりは高く、カーボンフィンよりは安いです。

カーボンファイバーフィン

カーボンファイバーは名前の通り、上記の純カーボンとグラスファイバーを掛け合わせた新しい素材になります。カーボンの弱点である、壊れやすさとグラスファイバーの弱点である弾力性を補う形で生まれた素材となり、カーボンよりは弾力性はないが、グラスファイバーよりは弾力性がある。

グラスファイバーほどの耐久性は強くないが、カーボンよりは耐久性が強いという点が特徴です。

価格帯もグラスファイバーよりは高いのですが、カーボンよりは安いです。

実際に使ってみた感想

今回、お店で試着イベントをやるという案内があり、実際に試してきました。

今回私が試したのは、右から、カーボンファイバー、カーボン、プレミアムカーボンとなります。

「え??プレミアムカーボンってなに??」初めて聞いたんだけど。。となったのですが、通常のカーボンよりもいい素材という事以外の詳しい説明はされませんでした。

今回、上記で紹介したプラスチック、グラスファイバー素材は試着イベントの中にはなかったので、これから主流はカーボンか、カーボンファイバーになりそうです。

この日、私は朝一番でイベントに行ったという事もあり、店内には他のお客さんはいたものの、プールでテストをするお客さんは私のみでした。

で、実際に上記三種類を使ってみたところ、正直、泳いでいる時の弾力性や進む強さの違いはわかりませんでした。

圧倒的に違うのは、泳いでいる時のフィンの軽さです。手で持っても各フィンの重さの違いはある程度出るのですが、実際に足に装着すると、最も軽かったのが写真の中では、グレーのプレミアムカーボンでした。

このプレミアムカーボンは他のフィンと違って、先端が丸くなっているのですが、縦の移動よりも、横の移動向きのフィンなんだそうです。(つまり、プールで横の移動しかしていないから、軽く感じたのかも。。。)

他にも、ドルフィンフィンも試すことができます。

値段の違い

今回、私が試した素材のフィンの価格は下記となります。

カーボンファイバーフィン(写真の右) 9,400 バーツ(約31,000円)

カーボンフィン(写真の真ん中)26,900バーツ(約90,000円)

プレミアムカーボンフィン(写真の左)28,900 バーツ(約96,000円)

値段を聞いて、びっくりしました!!!たかっ!!!!と。
ちなみに、スキューバダイビングで使用するラバーフィンでも3,500バーツ(約11,000円)くらいなので、ちょっとこのクラスのフィンは高いですね。ちなみに通販ですと、グラスファイバーフィンは4,000バーツ(約13,000円)くらいからもあるので、来週あるダイビングエキスポでいろいろ比較をしたいと思います。

フィンを装着するときは、必ずフィン用のソックスの着用をお勧めします。素足で装着してしまうと、フィンずれにより足のかかとや、足の甲の皮がむけてしまいやすいので、フィンを購入するときは、フィンソックスも購入することをおすすめします。

お店情報

実は、前回Freediverの講習を受けた隣にお店ができていました。講習中、工事の音がうるさかったのは、このお店のせいです。ちなみに、RCAにもお店があるようです。

店名:Sea Master Mind
webサイト:https://www.seamastermind.com/about-us
営業時間:9:00-19:00
電話番号:093-572-5533
定休日:月曜日
駐車場:5台以上あり
住所:35, บานพูน, 313 Soi Mu Ban Ying Ruai Niwet, Tambon Bang Talat, Amphoe Pak Kret, Nonthaburi 11120
場所はこちら

ウエットスーツです。様々なタイプのものがあります。

いろんなデザインのフィンがありますね~!

こちらにもいろんなデザインのものがずらり!!

こちらは、安全フロートと、フィンケースですね。アルミ製?のケースはかっこいいけど、ごつごつしていて持ちづらそうですね。

こちらは、ドルフィンフィンと、スピアフィッシング用の槍です。

このスピアフィッシングについて、原則タイでは許可を得ないで海水魚を捕らえることは法律で禁止されているそうなのですが、国立公園から沖5km離れれば、海水魚も自由に捕っていいのだとか。だから、ものすごく離れた場所限定ではありますが、スピアフィッシングもできるそうです。ちなみに値段は20,000バーツくらいだそうです。

最後に

今回、3種類ではありますが、実際に使ってみることで、それぞれのフィンの違いを知ることができたので、良かったです。

なかなか日本語でフリーダイビングのフィンの情報が少ないので、これからもフリーダイビングの情報を発信していきたいと思います。

このブログがフリーダイビングを始めるきっかけの一つになれば嬉しいです。

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