サワディーカップ。
先日、パタヤの奥、サッタヒープにて素潜りダイビング(スキンダイビング)をしてきたので、ブログを書きました。スキューバダイビングやスノーケリングとはまた違った楽しみ方ができるので、ダイビングツアーの雰囲気、楽しみ方、料金を紹介したいと思います。
素潜りダイビング(スキンダイビング)って何??
簡単にいうと、スキューバダイビングで利用するタンクを使わないで、海の中に潜って遊ぶダイビングの事です。スノーケリングは水面から水中の魚やサンゴ礁の鑑賞を楽しむのに対して、スキンダイビングでは、実際に海の中に潜り泳いでいる魚に近づいたりして楽しむことができます。
また、タンクなどを背負わない分、海の中では無重力のような体験をすることができるのも、スキンダイビングの楽しみの一つです。
フリーダイビングとは違うのか?
フリーダイビングはスキンダイビングをスポーツ競技として行う意味合いが強いだけで、やることはフリーダイビングと同じです。実際に、タイでは、スキンダイビングもフリーダイビングも同じマリンアクティビティとして使われています。今回も素潜り(スキンダイビング)と言っていますが、参加しているタイ人はフリーダイビングのインストラクターだったり、フリーダイビング用のフィンを持って来ている人がいました。
参加したツアーの概要
今回、参加したツアーはスキンダイビング(素潜り)日帰りツアーです。参加者は当然、タイ人がメインで、おそらく日本人がこのツアーに参加したのは初めてではないかとの事。今回、私を含めて友人4人で参加してきました。参加するにあたり、特に資格や特別な持ち物は水着以外は必要ないので、携帯と財布などの貴重品だけ持っていれば大丈夫な手ぶら参加でも問題ないです。
ツアーの中に、マスク、スノーケリング、フィン、昼食、軽食、飲み物などが含まれています。
料金は1人1,500THBです。グループ割引があり、4人だと1,400THB/人、6人だと1,300THB/人となります。
サメット島などのスノーケリングツアーと比較し、料金は高めですが、潜っている時の写真をかなり良いカメラで撮ってくれるというのがタイ人に人気のツアーのようです。
目次
まずは港で集合・出発
今回の集合場所は、パタヤ市内から車で1時間程度のサッタヒープです。
このサッタヒープが海軍基地があることで有名ですね。
集合時間は、朝の9:30と言っていたのに、全然来ないではないかーーー!
という事で、我々は写真のカフェで待機。
そして、10時過ぎ、ようやくタイ人の御一考が到着。。まあ、遅刻には慣れてるとは、イラっとしますよね。
そして、砂の上で作戦会議が始まる。タイ語なので、全くわからなかったが、ようは今日のツアーで周る島のルートを砂に書いてみんなに説明しているようです。
しかし、砂に書くって。。。いつの時代だよと。
さてさて、船に乗り込みますが、最初に見て思ったのは、「ボート小さっ!!!!」です。
普段、スキューバダイビングのボートに見慣れているせいか、トイレもないボートに乗るのは、本当に久しぶり。で、実際に、トイレに行きたくなったら、どうするのか?というと、海の中、もしくは、ここに戻って来るそうです。。。
もしも、戻りたいって人がいたら、それは「〇んち」だから、けっこう気まずいな。みんなが思っていましたが、誰ひとりとして口には出していませんでした。さて、船が出発です。
実際に乗ってみると、椅子やテーブルや日陰もしっかりあり、なんとか問題ないです。
今回、いろいろ取り仕切ってくれている「ジェイくん」を始め、ボートに乗っている人10数名の名前の自己紹介をして、改めてツアーの概要を伝えます。ジェイくんは、英語が話せるので、我々日本人には英語で説明してくれます。
どうやら、この日は、合計4つのポイントに行くようです。
そして、いよいよ出発です。
ジェイくんのガチンコ水中カメラです。このカメラで、魚やみんなをバチバチ撮る気マンマンです。
しかし、このやる気が後々、ジェイくんに災いをもたらす事を、この時はまだ誰も知りませんでした。
素潜りダイビングを楽しむ
最初に着いたのは、「ヨー島:Koh Yor」という無人島です。
この日の天気は良く、ビーチがにグラデーションが掛かるほど!!ここので、素潜りをやるのです。
始めは、水面でパチャパチャ泳いでスノーケリングを楽しんでいたのですが、前回、プールで練習したダックダイブを海中で見せつけてやるのです!!
しかし、プールと違って、海中では体が浮いてしまうので、潜るのはプールよりも大変です。
潜ることに慣れてくると、水中を水平移動しながら、ただただ泳いで、何か魚いないなか~と海中冒険です。
息が持たなくなったら、水面で酸素の補充です。こんな事を繰り返しながら、自由に時間を使っていきます。
この日のランチボックスです。非常にシンプルだな~と思いきや、他にもいろいろ料理が出てきます。
なんと、我々が遊んでいる時に船長さんが海老を焼いていました。
焼きあがった海老はこちら。
そして、次はカニまでも。。。(藁)
「どうなってるの、このツアー???」というのも、この数時間後にも、ムール貝、イカ焼き、スイカと食べ物の提供が止まらないのです。。。
素潜りダイビングでお金を払っているので、これは意外すぎる嬉しいサービス!!
これ、自分で運転しない日だったら、絶対にビールが美味しいやつですよ!!
だいぶ日が沈んできた頃に、日本人4人で写真を撮ってもらいました。この時は、既に3つ目のポイントでみんなヘロヘロでした(笑)
港への帰路、トラブル発生
そのトラブルは突然起こりました。。。
もともと、エンジンをかける際に、何回か空回りさせながら、かけていたのですが、ついに「ギュルルルル」と鳴りっぱなしで、エンジンが掛からなくなりました。
しかも、その場所は、海上のど真ん中で、近くに島などは一切なし!
近くに船が通らなかったら、今日は船の上で泊まりだな。。とか思っていたのですが、携帯の電波が普通にあったようで、船長さんが友人の船に応援要請!!
無事に友人の船が到着して、紐を括り付けて、港まで引っ張ってもらう事に。
「ふう~ 良かった~!!」と思いきや、この応援の船を待っている間にたくさん写真を撮ってくれているジェイくんが「水中に珍しい魚がいる!サメかもしれないから潜って写真撮って来ると水中へ!」
そんな事を船長は知ってか知らないのか、応援に来た船に手際よく縄をくくりつけていきます。
それを見ていた他のお客さんも、「おーいジェイくん、戻ってこーい!!」と呼ぶがジェイくん、まったく気づかず。
ほんとに船が動き出す直前までいたジェイくんは、結局船にも戻ってこれず、船についている小船にぎりぎりなんとかしがみつき、スピ―ドが落ちるまではアクション映画のような状態に。
みんなは、笑いながら見ていたけど、本人は大変なんだろうな。。。と私はもちろん笑う側(笑)
そんなこんなで、あっという間の素潜りダイビングツアーが終わりました。
最後に
今回、初めて素潜りダイビング(スキンダイビング)ツアーに参加してみたのですが、ダイビングももちろん楽しかったのですが、海鮮料理の提供などのサプライズもあり、大満足の1日となりました。
最後に今回のツアーを運営しているショップを紹介します。
店名:DiveDD
webサイト:https://www.facebook.com/DiveDD
料金:1人1,500THBです。グループ割引があり、4人だと1,400THB/人、6人だと1,300THB/人となります。
※こちらのツアーは不定期での開催のため、Facebookなどで日時を確認してください。
こちらのショップが私がフリーダイビングのプールとレーニングをしてもらったお店です。
このブログがフリーダイビングやマリンアクティビティに興味のある方のお役に立てれば嬉しいです。