タイ・バンコクでフリーダイビングの資格を取ろう[前編]

ケイ

ケイ

最近、タイでも話題のフリーダイビングって、知っていますか?

スキューバダイビングは知ってるけど、フリーダイビングってなに?

タイ子

タイ子

ケイ

ケイ

フリーダイビングは、スキューバダイビングと違って、タンクを使わないで水中に潜って楽しむダイビングの事だよ。タンク等の重い器材を使わないことから、タイでは人気が上がってきているんだ。

フリーダイビングとスキューバダイビングの違いとは

フリーダイビングとは、簡単に言うとマスク、スノーケル、フィンを利用して海で遊ぶスキンダイビング(素潜り)をスポーツとして競技性を高めたものです。

(。´・ω・)ん???と思った方もいるかと思いますが、まずは正確な意味を知っておきましょう。

フリーダイビングは、ダイビングという名前が付くレジャーの中では唯一、世界大会が行われている競技でもあるのです。また、日本人女性が世界記録保持者として注目されたり、テレビ番組「情熱大陸」では、日本人女性のフリーダイバーについて放送されるなど、少しずつ認知度が上がってきているスポーツです。

下記、Youtube動画はフリーダイビングの動画です。

スポーツの一文字も感じさせない、レジャー感たっぷりの動画ですが、これもフリーダイビングというマリンアクティビティなのです。

似ている言葉ではこのように分けられています。

スノーケリング

マスク、スノーケル、フィンの3点を利用して、水面の上から水中を見て楽しむマリンスポーツです。タイのリゾート地では、ほとんどの島でスノーケリングツアーが開催されています。泳げない方、泳ぎが苦手な方でも楽しめるようにライフジャケットを着用して楽しむツアーが多いです。

スキンダイビング(素潜り)

日本でも海の職業として代表される海女(アマ)さんも、実はこのスキンダイビング(素潜り)に該当します。海女さんは、仕事で海に潜るので、完全に同じではないのですが(笑)スキンダイビングで基本的に使用する道具は、スノーケリングと同じですが、水面ではなく水中に潜り、泳ぐことを楽しむレジャースポーツです。実は、上記Youtube動画でもあるように、タイではフリーダイビングを楽しむということは、正確にはスキンダイビングの事なのです。

フリーダイビング

正確なフリーダイビングの意味は、スキンダイビング(素潜り)のようなレジャーとは異なり、「無呼吸でより深く潜る」「無呼吸でより距離を泳ぐ」「無呼吸でより長い時間潜る」というような、競技要素が強いものとなります。しかし、フリーダイビングの講習を受けることで、長く深く潜って、よりスキンダイビングを楽しみたいという人が多いことから、フリーダイビングをスキンダイビングと同じように使われているのだと思います。

スキューバダイビング

言わずとしれたスキューバダイビングは、タンクを利用することで、水中の中でも呼吸ができるため、より長く水中の中を楽しむことができるマリンアクティビティです。タイでは、フリーダイビングよりもまだまだスキューバダイビングをやる人口のほうが圧倒的に多いです。

なぜ、タイでは人気なのか?

現在、タイでフリーダイビングの人口数が飛躍的に伸びてきているように感じます。その理由は、

スキューバダイビングと比較し、器材が少ないため身軽で楽しめる
スキューバダイビングのネックは、とにかくタンクが重いこと。また、器材のセットアップや、器材の移動などもけっこう労力が必要なのです。また、タンクは重くダイビングする前、した後に転ぶ人がけっこういて私から見るとけっこう危ない面もあるんです。

スキューバダイビングと比較し、必要器材を揃える価格が安価

これは、けっこう大きいと思うんですけど、スキューバダイビングをする場合、自分の器材を全部そろえようとすると、マスク、スノーケル、フィン、BCD、レギュレーター、ウエットスーツ、(ダイブコンピューター)が必要になり、けっこうな金額になります。
一方でフリーダイビングは、マスク、スノーケル、フィン、水着があればタイでは十分に楽しむことできるのです。

ファッション・デザイン性が高く写真に映える

スキューバダイビングと比較して、ファッション性が高い1つの理由がフィンのデザインです。スキューバダイビング用のフィンと異なり、各ショップがオリジナルデザインのものを販売しているため、フィンだけでも、写真映えするものがたくさんあります。

実際にフリーダイビングの資格講習に参加

今回、私がフリーダイビングのライセンス(資格)を取るために講習に行ってきたのは、Sea Master Mindというフリーダイビングもスキューバダイビングも実施しているダイビングショップです。

なぜ、このお店を選んだかというと、PADI(パディ)というスキューバダイビングで最も大きなダイビング協会のフリーダイビングのトップインストラクターが在籍しているお店だからです。PADI5STARという看板がある店舗は、日本でも多くはなく、インストラクターを育成するための先生がいるお店なのです。

PADI webサイトより参照

フリーダイビングの資格といっても、大きく4つに分かれいますが、レジャーとして楽しむだけであれば、「Freediver」の資格だけで良いと思います。私は、今回、Freediverの資格取得を目的として参加しました。

・Freediver
・Advanced Freediver
・Master Freediver
・Instructor

資格取得までの流れ

Step.0 コースに申込

実際に講習に参加するのは2日間のみです。料金は合計 9,500バーツです。上記写真は7,500バーツと記載ありますが、7500バーツの講習料+海洋講習2,000バーツがあり、合計9,500バーツとなります。

資格の申込までは、LINEを使い、英語でのやり取りで全体の流れを確認し、講習受講日を確定したら、料金を銀行振り込みで支払い、予約を行います。はじめに7,500バーツを支払うと、お店のスタッフが「PADIのFreediving e-learning Program」登録をしてくれます。登録は、毎週金曜日に行っているそうで、月曜日にはPADIから事前学習の案内メールが送付されます。メールにて登録番号が記載されているので、この事前学習は、全て日本語で受けることでできるので、タイ語や英語が苦手な方でも安心して受講することができます。

Step.1 自宅で予習学習

まず、初めにフリーダイビングとは何なのか?というような内容から、フリーダイビングに必要な器材の知識、呼吸の原理、海についての勉強、水中生物についてなど様々な事について勉強します。

Step.2 ダイビングショップにて講習を受ける

講習の教室

講習は土曜日の9:00~12:30まででした。

実際に講習に参加してきました。参加者は全員で7名でした。
内訳は、女性が3名、男性が4名。タイ人が6名で、日本人は私だけでした。

講習では、ビデオや実際に事前に学習した内容について、復習を英語とタイ語で講師からそれぞれ説明してもらえます。英語に自信がなくても、ゆっくり説明してくれるので大丈夫かと思います。心配なら、つたない通訳ですが、お手伝いできる日はお手伝いします。(フリーダイビングをする日本人の友人が欲しいため)

次に、部屋の中で、呼吸を止める練習を行います。ヨガマットの上で、全員が同時に寝て、より長く呼吸を止める方法について、学びます。合計で、5回呼吸を止めて、実際にカウントされるのですが、参加者全員、1回目よりも確実に無呼吸時間が伸びています。

講習後、ランチ(有料)がレストランで食べれます。注文したのはカオパッド(79バーツ)

Step.3 プールでのレッスン

さて、待ちに待ったプール講習の開始です。

このプール、フリーダイビングのショップのプールですが、最大水深は2.2メートルとけっこう低いです。

ダイビングのフィンのサイズは様々なものがあるため、2個ほど試してぴったりのものを選びました。

マスク、スノーケル、ほぼ同じサイズ??なのか、「あなたはこれね」と渡されたものを使用しました。マスクの隣にあるのは、フィン用の靴下です。フィンずれしやすい人はフィン用靴下の利用をお勧めします。

講習では、水に顔をつけながらどのくらいの時間呼吸と止めることができるのか、水の中での泳ぎ方、その場でのターンの仕方、頭を先頭に沈む方法、レスキューの方法などを学びます。

あいにくこの日は、台風11号がタイを通過している最中で、終日雨が降り、水温も低い中でのガクブルの講習でした。この講習である程度、泳げたり、耳抜きができたりしないと、次回の海洋講習には参加することができないようなのですが、私はなんとか、海洋講習への参加許可をもらうことができました。

次回の海洋講習は10月31日(土)となり、約1ヵ月間も時間が空いてしまい忘れそうなので、プールで練習をさせてもらえる日は、定期的に通いたいと思います。

お店の情報

Google Map 情報より取得

店名:Sea Master Mind
webサイト:https://www.seamastermind.com/about-us
営業時間:9:00-19:00
電話番号:093-572-5533
定休日:月曜日
駐車場:5台以上あり
住所:35, บานพูน, 313 Soi Mu Ban Ying Ruai Niwet, Tambon Bang Talat, Amphoe Pak Kret, Nonthaburi 11120
場所はこちら

最後に

今回、初めてフリーダイビングの講習に参加してきたのですが、結論からいうとすごく良かったです。

参加前は、「日本人がいないから、英語がわからなかったらどうしよう」などと、様々な不安がありましたが、いざ始まってしまうと頭で覚えるよりも体で覚える部分が圧倒的に多いので、語学力はあまり関係ないと思いました。

スキューバダイビングのように日本人インストラクターによる講習があれば良いのですが、まだタイではフリーダイビングの日本人インストラクターがいないので、語学というハードルはあるかもしれませんが、こちらのショップであれば私が練習のついでに午前の講習の手伝いをすることもできるので、気軽にTwitterなどで連絡ください。

最後の最後になりますが、こちらのショップ、バンコクにも店舗があり、以前はバンコクのスポーツクラブのプールで講習をしていたのですが、つい最近こちらのノンタブリーに店舗を作り、講習会場が移動したばかりでした。私は車があるので、移動は問題ないのですが、送迎もやっていないので、車がない方は、バスかタクシーを乗り継いで来るしかなさそうです。。。(´;ω;`)

最後まで、本ブログを読んでいただきありがとうございます。

このブログを作成後、海洋講習へ参加したブログはこちらになります。

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