サワディーカップ
このブログでは、バンコクからパタヤのバスターミナルまでバス(公共交通機関)を使って行く方法を紹介したいと思います。バスのチケット売り場のスタッフは英語を話すことが出来るので、タイ語が話せなくてもバスに乗ることが出来ると思います。
このブログが、バンコクからパタヤへの行き方、行く方法を探している方の参考になれば嬉しいです。
目次
パタヤへの行き方は大きく3種類
パタヤへ公共交通機関を使って行く方法は、大きく3つあります。
ざっくり料金まとめ
「バス 131バーツ」「ロットゥー 120-150バーツ」「タクシー 1,500- 2,000バーツ」
※追記 2023年6月時点でバス料金は131バーツに値上がりしていました。
1.バスターミナル(エカマイ・モーチット等)からバスで行く
パタヤへ行く方法として、最も一般的かつポピュラーなのがバスで行く方法です。
エカマイから運航しているバス会社は1社のみで、ROONG REUANG COACHというバス会社です。webサイトはこちらhttps://pattayabus.com/
とりあえず、パタヤに行ってみたいという人であればエカマイバスステーションの28番窓口でチケットを購入できるこちらのバスがおすすめです。料金は1人131バーツです。
※追記 2023年6月時点でバス料金は131バーツに値上がりしていました。
バスのメリットは、料金は最安値、バス内にトイレあり
バスのデメリットは、運行時間は決まっている、停留所の種類は少なめ
2. バスターミナル(エカマイ・モーチット等)からロットゥー(ミニバン)で行く
BTSエカマイ駅から、エカマイバスターミナルに向かおうとすると「Where are you going ?」「パイナイカー?」等のどこへ行くのか?という呼び込みをしている人達がいます。
この呼び込みをしている人達は、ロットゥーでバンコク~パタヤ間の送迎サービスを運行している人達です。
なぜ、呼び込みをしているのかというと、ロットゥーの運航会社はバス会社と異なり複数の会社がエカマイバスターミナルからパタヤへの送迎サービスを提供しています。料金も会社によって少し異なります。
つまり、上記のバス会社とはライバル会社の関係です。
もう一つ、バスの料金と比べるとロットゥーの1名あたりの料金は120-150バーツ(値段交渉による)とバスと比べると少し高めです。
そのため、お客さんがバス会社のチケットを窓口で購入する前にロットゥーに乗せようとするので、頑張って呼び込みをしています。
ロットゥーのデメリットまとめ
・席スペースはバスに比べて狭い
・料金はちょっと高め(値段交渉は必須)
・ロットゥーによっては、人の乗り降りが多くパタヤ到着まで時間が掛かる
・トイレがない(途中でガソリンスタンドでトイレ休憩するロットゥーもある)
・ロットゥーの乗車率が100%、もしくは途中で乗る人の予約が入らないと出発しない
では、どういう人達がロットゥーを利用するのかというと??
私が最初にバンコクからパタヤに行った時は、とりあえずエカマイからバスが出ているという情報だけを頼りにロクに調べずにエカマイバスターミナルに向かい、「パタヤ!パタヤ!!」という声に反応して何も考えずにろに乗ってしまったという経験があります。
3.タクシーで行く
タクシーで行くという方法は、上記のバス・ロットゥーと比べるとめちゃめちゃ高いです。
Grab Taxiでも通常のメータータクシーでも、相場は1,500~2,000バーツ(値段交渉による)はします。
お金が掛かってもいいから今すぐに行きたい、住んでいるコンドミニアムや滞在中のホテルのすぐ近くから行きたいという人向けです。
最近は、グラブタクシーでSUV等の大型車もあるので、複数の人で自分達の空間を楽しみたい人には良いのかもしれないですね。
バス オンライン予約の方法
パタヤ行きのバスは、比較的運航が多いので特に予約をしないでバスターミナルの窓口でチケットを購入してから行くこともできるのですが、コロナウイルスの影響で利用客の減少によりバスの運行本数も減少しています。
こちらのWebサイトの下の方に運行時間が記載されています。https://pattayabus.com/
そのため、バンコクを出発したい時間やパタヤに到着したい時間が決まっているなら事前に予約する事をおすすめします。チケット窓口に行って、「明日の何時にバスのチケットをください」という事もできますが、webサイト経由でも簡単に予約ができます。(手数料は1チケット 10バーツ)
上記写真はLINEの友達のQRコードです。
友達追加をした後にバスの写真をタッチすると、右側の表示となり、右下の予約というボタンをタッチすると予約画面に進みます。
予約は片道ずつの予約しかできないため、往復チケットを予約するためには2回予約をする必要があります。
ただ、個人的にはバンコクからパタヤの片道を予約して、帰りのチケットはパタヤに着いてから購入しても良いと思います。
左画面に、出発場所、到着場所、日付、人数を入力すると、右画面の写真のように空席がある時間が表示されます。出発日の3日前では7:00と8:30に空席がありましたが、1日前では既に埋まっていました。やはり連休初日の午前中は人気があるようです。
出発時間を選択して次に進むと、出発する日付、時間の詳細画面が出てきます。その下には、乗る場所と降りる場所の選択できる画面が現れましたが、スルーします。
7:00の出発で予約を進めていくと、6:30には乗ってくださいねという案内が表示されます。
次に、メールアドレス、名前、大きな荷物の数(ある場合)を入力し、料金の確認です。
エカマイバスターミナルからパタヤまでの料金は1人119バーツですが、オンライン予約の場合手数料で+10バーツ掛かります。
支払方法はクレジットカードのみとなっているようで、この後クレジットカードの情報を入力し支払いを完了させます。
支払いが完了すると、予約番号、QRコード、予約日、予約者名、メールアドレスが表示されます。
この画面を閉じる前に、スクリーンショットを撮っておくとチケットの受取がスムーズです。
入力したメールアドレスに予約情報が送られてくるのかと思ったのですが、何も来ませんでした。
バンコク から パタヤへの行き方(バス)
※追記 2023年6月時点でバス料金は131バーツに値上がりしていました。
バンコク東(エカマイ)バスターミナルの場所はこちら
こちらが、エカマイバスターミナルの建物です。BTSエカマイ駅の2番出口の階段を降りたらすぐに建物が見えてきます。
駅とバスターミナルの間には、セブンイレブンもありますが、バスターミナルの中にも飲み物やお菓子を販売している売店はあります。
セブンイレブン付近から、「どこに行くの?」「パタヤ行きはこっちだ~」というロットゥーを案内する人達が現れ始めるので気をつけてください。
パタヤのバスターミナル行きのバスのチケットは28番窓口で購入できます。
オンラインで事前予約している人も、こちらでチケットを受け取ります。
PATTAYAの文字の下に表示されている時間がこれから乗車することができるバスの出発時間です。
どんなに早めに行っても空席がない場合は待たされます。12時半にはバスターミナルに着いていたのに、次の出発時間が14時しかなく、1時間半バスターミナルで待ったことある身としては、事前予約がおすすめです。
28番窓口で、予約した時にスクリーンショットした画面を見せて2名分のチケットを受け取ります。
前日に予約をした時には、7:00発・ 8:30発が完売していたため、10:00発のチケットをオンライン予約で購入し受け取りました。
ちなみに、8番、17番、22番の窓口にも「PATTAYA」と記載していますが、これらはロットゥー(ミニバン)なのでバスで行きたい方は間違えないようにしてください。
ちょっと曲者なのは、パタヤ行きのロットゥーは、標準価格はあるものの交渉制みたいなところもあります。窓口によって値段が異なり、聞いた値段では140-150バーツでした。
22番窓口では、パタヤエリアで人気のラン島に行くための船乗り場のバリハイ港まで行くロットゥーがあります。
ロットゥーではあるものの、ラン島まで少しでも安く行きたいという方は、こちらのロットゥーを利用する選択もありかと思います。
バスを使ってラン島の船着き場のバリハイ港まで行くと、合計 159-169バーツ(バス料金 119+ソンテウ料金 40-50)なので、ちょっとお得です。
バスターミナル内では、売店や屋台があります。
バスにもトイレは付いていますが、事前にトイレ(無料)は行っておいたほうが良いです。
トイレに紙がない可能性があるのでティッシュ等が用意しておくと良いと思います。
※エカマイのトイレは無料ですが、パタヤのバスターミナルのトイレは有料(3バーツ)です。
パタヤ行きのバスは、1番停留所から出発します。
チケットを渡して、バスに乗り込みます。
バス内は4列シートです。
バスの座席は自由席ではなく、各シートに座席番号が割り振られています。
その番号は、座席シートの後ろに書いてあるので、ちょっとわかりづらいです。
バスによっては、荷物を置く段に座席番号が記載されています。
バス後方の非常扉の前は、大きな荷物を置けるスペースになっているので、座席の下や膝の上で抱えるのが辛い人はこちらのスペースを利用するのも良いと思います。その際は、鍵を掛けるのをお忘れなく。
トイレはバス後方に付いていますが、あまりキレイなトイレではないので緊急時以外は使わないほうが良いかと。利用する可能性がある人は、ティッシュを携帯することをおすすめします。
バスターミナルに到着後のパタヤ市内への移動は、ソンテウがおすすめです。
行き先に応じて乗り合いのソンテウが別れており、「〇〇に行きたい!」と言えば料金を案内されます。
今回、ラン島の船着き場(バリハイ港)までの料金は1人40バーツでした。
コロナ前は50バーツだったので、少し安くなっていました。
他にも、グラブタクシーやバイクタクシーもありますが、ソンテウが一番安いです。
パタヤ から バンコクへの帰り方(バス)
北パタヤバスターミナルの場所はこちら
パタヤのバスターミナルです。
バスターミナルの目の前にあったファミリーマートが閉店していたのが残念です。
パタヤのバスターミナルでは、エカマイと違ってロットゥーの勧誘はほぼありませんでした。時間帯によってだからなのかしれませんが。
パタヤからバンコクへの行く方法はバンコクからパタヤに行くほど複雑ではありません。
エカマイへ行く人は1番窓口でチケットを購入します。
2番窓口ではモーチット行き、3番窓口ではBang Bamru駅の近くの南バスターミナル行きのチケットが販売されています。
待合い席の数はたくさんあるので、早めに着いても座れないという事はなさそうです。
料金は、バンコクからパタヤへ行くチケットと同じ料金の119バーツです。オンライン予約の場合は、+10バーツとなります。
こちらは、パタヤバスターミナルの売店です。他にも、屋台飯やお土産店のようなお店もありました。
パタヤバスターミナルのトイレはまさかの有料(3バーツ)です。
さすがは観光地というだけはありますね。また、トイレにティッシュペーパーは用意されていないので、必要ならトイレの前で購入する必要があります。
自分が乗るバスが到着すると、電光掲示板でお知らせをしてくれるような記憶があったのですが、利用客が少ないのからなのか、この日は掲示板は動いていませんでした。
15時出発のバスなので、15時前からバスへの乗車が始まり、スタッフさんがチケット購入者にバスに乗るように指示しています。
バンコクへ向かうバスの中は、バンコクからパタヤへ行くバスよりも心なしか古いバスでした。
まだ15時と明るい時間という事もあり、バンコク行きのバスの座席は比較的空いていました。
15:00ちょうどにパタヤを出発して、エカマイバスターミナルに到着したのが17:07でした。
道路が混んでいなかったこともあり、約2時間でバンコクに到着しました。
バンコク行きのバスは、エカマイの到着まで待たなくてもバンナー駅、ウドムスック駅、オンヌット駅などのスクンビット通りに面しているBTSの駅で降りることができます。
降りたい駅が近くなったら、「ここで降ります(ロン・ティー・ニー・カップ/カー)」と言うと止まってくれます。
最後に
改めてパタヤの行き方をまとめます。
1.バス。料金が131バーツ。とりあえずパタヤバスターミナルへ向かうなら1番おすすめ。
2.ロットゥー。料金は120-150バーツ。バスに乗り遅れた時、バリハイ港まで直接行くときはおすすめ。
3.タクシー。料金は1,500-2,000バーツ。お金は掛かるが、プライベート空間で移動したい人にはおすすめ。
パタヤは外国人だけではなく、タイ人にとっても人気の観光地&リゾートエリアです。
パタヤでは観光地めぐりや、ダイビング・ジェットスキー等のアクティビティも人気ですが、海が見える部屋に宿泊してのんびり過ごすなど、パタヤに行く際はそれぞれの楽しみ方で良い時間をお過ごしください。
このブログが、バンコクからパタヤへの行き方、行く方法を探している方の参考になれば嬉しいです。
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